横須賀市に供給されている水には、5つの系統があります。一つは横須賀造船所のためにフランス人ヴェルニーが明治9年に築造した走水水源地です。

 あとの4系統は、酒匂川と相模川から延々と伸びた水道管によって運ばれた水です。時に高低差を利用し、時にポンプによりくみ上げられながら、丹沢湖と津久井湖そして宮ケ瀬湖の水が、私たちの家庭に届けられています。

酒匂川系統

丹沢湖ー三保ダム
ー飯泉取水堰ー伊勢原浄水場
-有馬浄水場ー横須賀へ

有馬系統    

津久井湖ー城山ダム
ー相模大堰ー有馬浄水場
ー横須賀へ    

小雀浄水場

津久井湖ー城山ダム
ー寒川取水堰-小雀浄水場
ー横須賀へ 

宮ケ瀬系統

宮ケ瀬湖ー宮ケ瀬ダム
ー相模大堰ー綾瀬浄水場
ー横須賀へ


丹沢湖


津久井湖


宮ケ瀬湖


三保ダム


城山ダム


宮ケ瀬ダム


飯泉取水堰


相模大堰


寒川取水堰


相模大堰

                 田浦第2配水池

            武山配水池


横須賀市公共施設等総合管理計画をもとに作成
浄水場の写真は横須賀市上下水道局HP

 田浦配水池へ向かう道の脇に、太い水道管が露出しています。よく見ると、一本に旧小雀系、もう一本には有馬系と書かれています。

 川から浄水場までの配管を導水管、浄水場から配水池までの配管を送水管、配水池から家庭までの配管を配水管といいます。ですからこの配管は配水管ということになります。

 こうした水道管を直に見ることはなかなかできないと思います。とても貴重な光景です。ちなみに、配水管から各家庭に送られる水の配管は給水管といい、これは公共のものでなく、各家庭の財産です。

img_0412.jpg img_0414.jpg img20200326210639448599.jpg

配水池とポンプ所

 横須賀市には、配水池が29、ポンプ所が19あります。配水管で送られてきた水は、ポンプで配水池に組み上げられます。ですから、ポンプ所と配水池はセットになっている、ということになります。
 横須賀市の資料をもとに地図を見ながら、これらを組み合わせてみました。しかし実際には、さらに複雑な流れになっているようです。

配水池とポンプ所LinkIcon